2010年02月17日

ルワンダの涙

742fa41a.jpg昨日に引き続きルワンダの話し。。

「ルワンダ」と言う国を初めて知ったのは,
20年も経ってない位の昔。

テレビで知った大虐殺のニュースでした

一説によると僅か半月の間に80万人もの命が奪われたとそうです。

その時は ただそれだけ。
ブラウン管と活字で得る 断片的な 表面的なニュースだけ。

その後「ホテルルワンダ」や「ルワンダの涙」と言うルワンダの悲劇を題材にした
映画が公開され 見たいなぁとは思ったけど なかなか見ようとは思わなかった。。。

で,今回「ルワンダバフコーヒー」が入荷したのを きっかけに
見てみようと思った次第なのです。

昨夜,早速 借りて来て見たのですが…

ドッシリと重かった。。。

人間の愚かさ,

残酷さ,

身勝手さ,

無責任さ,

ずるさ

無力さを 痛感してしまいます。

詳しく内容は 書かないけれど  ぜひ見てもらいたい映画です。

ルワンダに限らず コーヒー豆と言う作物は 典型的な南北商品。

南半球の貧しい国で低賃金で作られる作物が

北半球の豊かな国で何倍もの値段に跳ね上がって消費される。

個人の力では どうしようもなく大きな仕組みだけれど

コーヒー業界に携わる者として  この事だけは 忘れずにいたいと思います。

そして 何が出来るかも考えて いかなければ とも思っています。

 ルワンダのコーヒー産業は 悲しい歴史を乗り越え,近年は 好評価の良質のコーヒーを生産しています。

植民地時代に 政府が各家庭に70本づつ 栽培する事を義務付けたのが始まりだそうです。

その為 全てが小規模農家の生産になります。
裕福な家庭は無いので 肥料も農薬も使えませんが
結果的に安全な有機栽培のコーヒー豆になっています。


 ルワンダのコーヒーを飲んでみませんか?



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